Lingua furanca.

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【200X年7月7日 某病院にて】

A「とりあえず短冊を書いてきたよ…」
B「ん?何て?」
A「水瀬さんが死にませんようにって…」
B「今日が峠だからな…無事に峠を越えると良いけど」


【序章】
水瀬は無理がたたって、体中に悪性の腫瘍が出来ていた。
水瀬は危篤状態…今日までもてばいいそうだ…。


【200X年7月7日 某病院の廊下】
A「序章があまりにも簡単すぎねぇか?」
B「煙草の吸いすぎで、いろんなところにガンが出来ているって」
A「肺がん、乳ガン、子宮ガン…ともかく医者の話では手がつけられないそうだ」
B「おいおい、水瀬さんは男だろう?何で乳ガンに子宮ガンなんだよ?」
A「気にしちゃ負け、ちょっと俺らは急いでるからね、説明は省かせてもらう」


【200X年7月7日 某病院の廊下 3時間後】
医者「水瀬さんが意識を取り戻しました」
A「ほ…本当ですか!?」
医者「ですが、これが最期でしょう…」
B「そ…そんな」
医者「ご家族の方にご連絡を…」
A「え…えっとその水瀬さんは天涯孤独の身でして…」
医者「…」
A「友達もいなければ、恋人もいない、ちょっとしたコミュニケーション障害で煙草が唯一の友達なんです」
医者「…」
A「と、そういうわけで、俺らが水瀬さんの最期を見取ってやろうと」
医者「と…ともかく水瀬さんと話してあげてください」
B「よし、病室に入るぞ」


【200X年7月7日 水瀬の病室】
水瀬「ゲホ!ゲホ!ヤダッバー!!」
A「水瀬さんしっかり!」
B「大丈夫だ!傷は浅いぞしっかりしろ!」
水瀬「ガハっゴフォ!」
A「え…?『遺言』だって」
B「縁起の無いことを言うんじゃねぇよ!」
水瀬「ブハっ!ゲハっ!ゴフォ!!」
A「え?何なに?『俺が死んだら灯台の見える丘に埋めてくれ』って?」
水瀬「ぎゃーー!ふぎぎゃ!!ぐわばあああああ!」
A「え?え?墓に近くにラフレシアを咲かせてくれ…て?」
B「何故…ラフレシア…?」
水瀬「はぁはぁ!はぁぁぁぁぁ!ぐわあああ!」
A「そして、『俺の大事な本を墓に一緒に入れてくれ?』だって?」
B「…お前よく翻訳出来るなぁ…」
水瀬「ヒューヒューゼーハーゼーハー!」
A「その本のタイトルは…」
B「タイトルは…?」
A「…」
B「…ゴクン」






水瀬「…」
チーン

医者「…ご臨終です…」
A「ミナッセサーン!!」
B「まさかとなりの801ちゃんを死んだ後まで持っていきたいだなんて…」
水瀬「…!ぜーはー!ぜーはー!」

医者「信じられない、また息を吹き返すなんて…」
A「え?『まだあの世に持っていきたい本がある』って?」
B「…まだあるのかよ…」






水瀬「我が人生にいっぺんのくい…ギャース!!」
医者「今度こそ…ご臨終です…」
B「コミックヴァルキリー…」
A「先日、ただで貰えたのが嬉しかったんだろうな…」

水瀬「…はっ!?」
医者「また生き返ったー!」
水瀬「お…お前達…これが最期の願いだ…こ…この本は確実に私の墓に納めて…くれ…」
A「…」
B「…」
水瀬「そ…その本は…」






A「な…何故ノンノ…?」
水瀬「こ…この本には私の重大な秘密が…」
B「まさか○○○の○○○とか、○○○○の○○○○○とかそういうのじゃないだろうな…」
水瀬「…」




水瀬の死に顔はちょっとだけ安らかだった。


【まとめ】
何故、水瀬はノンノを墓まで持っていかなければいけなかったのか?
それは読者様の判断に任せるであります。
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