Lingua furanca.

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 お久しぶりです。ここしばらくドタバタしてて書けませんでしたが、何とか時間を作って挑んでみたいと思います(笑)。

 さて、今回のお題は「貴方が憧れるヒーローは?」というものですが、物語の主役がヒーローであると考えると、あまり憧れる事が無いんですよね。格好良いね、流石主人公だねとは思うけれど、憧れるという事が無い。何というか、次元が違ってしまっていて、憧れるというレベルに感じられなくて。

 そういう意味では脇役かな、と。でも、脇役なのに主役であるヒーローを食う勢いの時もある訳ですが。それでも、弱い人間としての代表になってくれてるような気もする訳で。そして弱くても優しくて人への思いやりがあるからか、ピエロ的な役回りを持つ脇役っていますよね。そういう人に憧れてしまいます。

 ダイの大冒険のポップなんて、まさに典型です(その師匠であるマトリフも好きだったんですがね(笑))。弱い人間、だらしない人間で、逃げたり、弱音を吐いたりと情けない姿を見せながらも成長し、そしてダイ以上の勇気を持つ人間になった訳です。

 それでも最終決戦の直前までも悩んだりして、知らない人から見たら頼りない。でも知っている人からは「いつもの事」と軽くすまされるし、「それでもやってくれる」と信じられもする。そして敵からは、その強さについてもですが、ムードメーカーとして気に留められる存在になる訳です。

 実際、最終決戦ではダイですら心が折れかけた所を、弱い人間だからこその強い心を見せ、ダイを復活させたりと、本当に格好良かった。それでもバーンを倒す力は無くて、最終的にはダイというヒーローに頼るしかなかったんだけども……でも、だからこそ、ポップに憧れた訳で。

 大魔王と竜の騎士という人間外の桁違いの強さを持つ連中の中、ただ一人人間としてその場にいつつ、ヒーローですら心が折れる中、決して諦めないと大魔王を相手に啖呵を切る。直前までは悩んだりしてた癖にね。でも、だからこそ、そこが良い訳です。

 ヒーローがヒーローであるが為の強さは必ずあって、それが戦闘なのか頭脳なのか特殊能力なのかは色々あるんでしょうが、そういったヒーローと共にありつつ、弱い普通の人としての側面をしっかり持ちつつ、ヒーローであるが故の苦しみも理解し、時には強い筈のヒーローが弱った時に助けたり……ああ、ヒーローの心の側面を助けるという所が好きなんですかね、私は。

 結局、圧倒的な強さや能力への憧れではなくて、弱さやコンプレックスを抱えながらも、同時にその弱さから他の人への理解があったり、そして時には自分より圧倒的に能力が高いヒーローに対してすら、理解と共感を持つ事が出来る、そんな脇役が好きなのかもしれません。その脇役自身が強いとか能力が高い必要性すら無いんですよね。

 ただ、高くないと側にいられないという問題があるので、結果的には能力が高い脇役が多くなるんですが……憧れるポイントはそこに無いのに、結果的に遠い存在になりかねないのが少し辛いですが、こちらは能力とかではなく、心の有り様で近づける気がして、やはり憧れてしまうんですよね。

 ピエロは道化であり、戯けて見せながら、人に笑顔を届けます。強いヒーローの傍らにありつつ、同時にそうやって人への優しさや心の根っこの部分に見える温かさを持ち続ける事が出来る、そういう姿に憧れてしまうのです。
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