Lingua furanca.

終わった……完全に終わった……
なんだ、これは……悪夢か……?
著作権侵害しているからあなたを捕まえます?
そんな、俺はただ画像を見ただけだ。ダウンロードしたから逮捕だってそんな無茶な……
え?これすらもダメなのか?そんな…………
原作者はどう言っているんだ。元々作った人間の意見を聞いてくれ。
あぁ、そうか。親告罪じゃなくなったんだっけな……警察の自由か。
そういえば、この前はブログでとある政治家の批判を書いた奴がいたな。
捕まっていたな。何だか、名誉毀損だかなんだかで。
ふざけるな!と言いたいところだが、もう今の世の中では無理だ。
ネットでそういうことは言えなくなった。もちろん現実でも。
少しの娯楽を求めればこの有様だ。言いたいことも言えない。
だから、俺は黙って画像を少し見ていただけだったのに。笑いを求めて何で捕まるんだ?
政府は国民をどのくらい捕まえれば気がすむんだ……?
なんなんだ。ネットに自由は無くなったのか?
「昔が不法地帯すぎたんだ。だからこれくらいで当たり前になったのさ」
いやいや、お前何言ってんの?
……あ、いやそうか。こんなことしか言えないようになったのか……
画像掲示板や掲示板も無くなった。
ネットからどんどん娯楽は消えていって、わけがわからないものが増えていった。
気がついたときには遅かった。
自分とは関係が無い場所からの規制。何だっけ……児童ポルノ禁止法だっけか?
それを認めちゃいけなかったんだな……
出血表現とかも規制された。残虐なシーンは全て規制された。
ネット関連の事件は全てネットのせいにされた。
表現の自由なんて言葉は無くなった。
著作権についても、それぐらいならいいか。という気分だった。
それがこのザマだ。
……本当にいつの間にこんなことになったんだ。こんな世の中に誰がしたんだ。

あー外がうるせーなぁ……あぁ警察が来たのか。終わったんだな。俺。




※あくまでフィクションのお話です。あくまでですけどね。