Lingua furanca.

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ウェブ上でのコメントには3つの視点がある。

1.相手に自分の意見や感想、想いを届ける

私からアナタへ。これがいわゆる普通のコメントだろう。ここでは純粋なコメントとでも言った方が良いだろうか。電子メールで届けるコメントはこれに当てはまると思う。相手だけに届けるメッセージ。しかし、ウェブ上でのコメントでは、相手だけでなく第三者も目にするのである。

2.第三者に自分を見せるコメント

“第三者に見せる自分”に気を配ったコメント。ハンドルネームなど、ある程度個人を特定できる名前を使う人には、これを意識した発言がみられる。その中でも2つあり、自分を良く見せようという想いと、自分を悪く見られたくないという想い。特にネット上では、自分の悪い部分を隠すことができるため、理想の自分を作ろうとする人がいる。そのために、まわりからの評価を気にしすぎた発言になってしまう。

3.相手を第三者に見せるコメント

揚げ足取りと言えばすぐに通じるだろうか。これは特に匿名コメントで多く、自分の発言によって相手が他の人に低く見られるようにするものである。もちろん、その逆もあって相手を持ち上げるためのコメントをする人もいるだろう。相手の主張がまるで悪いこと/良いこと/当然であることを言っているように、第三者が相手の記事を読む際の視点を限定すようとするものだ。私は、空気を変えるコメントと呼んでいる。


自分の発するすべての言葉について、3つの視点からどう思われるのかを考える機会なんて無いだろう。むしろ、そんなことを考えていたら何も発言できなくなってしまう。しかし、この体験は一度はしてもらいたい。自分の発言がどのような影響を及ぼすのか、自分の発言によって「相手に何が伝わるのか」「自分は第三者にどう思われるのか」「自分の発言を受けた相手は第三者にどのように思われるようになるのか」を、人狼BBSを通して学んでもらいたい。

最近で言うならば、ニコニコ動画やTwitterには、空気を読み合う楽しさや空気を作っていく楽しさが全面的に出ている気がするが、本当におもしろいことは空気を第三者に変えさせることなのだ。これを味わったら、もうコミュニケーションゲームから抜け出せなくなるだろう。


さて。個人ニュースサイトでは、ニュースの紹介とともに一言コメントを書くサイトも多い。これも一つのコメントである。しかし、紹介する記事に直接書くわけでなく、自分のサイトに書くコメントであるため、書き手へのコメントよりも自分語りや自分のサイトの常連さん向けのコメントを書く事が多い(2番、3番が中心)。

しかし、それは非常にもったいないことをしていると思う。

実際、自分の記事を紹介してくれたニュースサイトのコメントは、ニュースサイトの管理人が思っている以上に読まれている(と思う)。だから、もっと書き手にアピールしても良いのではないか。これは私が公式ニュースより個人の書いたものを取り上げるサイトだから余計に思うことかもしれないけれど、やっぱりニュースサイトというものは素晴らしい記事を書いてくれた人によってサイトが成り立っているわけだし、そこに一番の感謝というべきコメントを贈りたいなって思う。

自分が興味があって紹介している記事なんだから、記事を書いた人も自分が紹介する他のニュースに興味があると思う。書き手は、コメントに喜んだとき、コメントを書いた人に興味を持つ。そこで自分のニュースサイトにも興味を持ってくれたら、すごくうれしいもん。

書き手へ向けたコメントって、記事をしっかり理解しないと検討ハズレなことを言ってしまい、逆効果になってしまうこともあるし、何より数多くのニュースを目にするニュースサイトの管理人にはそこまで読み込むのは難しいかもしれないけれど、もしかして喜んでくれるかもしれないって思うと、私はその書き手の笑顔を想像しながらコメントがんばっちゃいます。

一行のコメントにも全力を!
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