Lingua furanca.

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 はじめまして、犬と言います。縁あって、りんふらに参加させてもらうことになりました。よろしくお願いします。
 さて、今回のお題は「リアルとサイトについて」ということですので、僕がサイト運営に携わるようになって感じたことを自己紹介も絡めて、書いていきたいと思います。
 まず、僕の関わっているサイトについて。僕は「Diary of Hopeless Sinner」というサイトのスタッフをしています。ここはhopelessという方が始めた、主に2chの面白いスレッドをまとめるサイトです。僕は、こちらの五人目のスタッフということになります。ちなみに、面白いスレッドというのは、「猫の匂いを嗅ぐのが好きな人数@犬猫大好き」や「結婚適齢期を過ぎた人から誰か紹介してって言われる」といったものを指すので、一般的に面白いと思われるものとは違う可能性も多々あります。
 僕は去年の十月頃からスレッドをまとめるようになったのですが、この前後で私生活の変わった部分が幾つかあります。まず、一つ目は2ch関係の話題に非常に敏感になった、ということです。先日書店に行くと、本を探す女性がいました。ある本が置いてあるか、と熱心に店員さんに尋ねているのです。その本のタイトルは『泣ける2ちゃんねる』。僕は表情が変わらないよう、必死でした。ご存知の通り、『泣ける2ちゃんねる』は2chのレスをまとめ、書籍化したものです。『電車男』や『姉ちゃんの詩集』など、世には2chの書籍化が溢れています。僕のようなサイト管理人にとって、それらの本は一種の地雷なのです。もちろん、まず、間違いなく、うちのサイトが書籍化することはありません。しかし、『泣ける2ちゃんねる』とうちのサイトに、本質的な違いはないと思うのです。僕が普段やっている作業の延長線上にあるものを、眼前で求める人がいるのです。しかも、熱烈に。もう少しで、「よかったら、僕がまとめましょうか?」と口走るところでした。
 また、こういう生活、サイトの管理が人生に入り混じった生活をしている僕は、当然ながら出先でもスレのチェックを欠かしません。新たな板の発見、面白いスレッドの捜索を、ほんのちょっとした時間の隙間にやってしまうのです。例えば、腹痛に見舞われた時です。抜かりない僕は、いつでもカバンに文庫本を一冊は入れています。電車の移動など、暇な時間にはすかさず取り出して、凌ぐのです。ですが、さすがの僕も駅やデパートのトイレで文庫本を広げ、優雅にふんばりながら排便などしたくありません。かといって、下半身を丸出しにしたまま、漫然と時間を潰すのも忍びない。そういった時に、僕は2chの海へ旅に出るのです。念のために書いておきますと、こういった事情と、僕がサイトで尻から出るものに関するまとめを五つも作ったことには何の関係性もありません。本当です。
 ところで、僕は既にあるスレッドから面白いものを探すという作業を基本としております。具体的には、何かありそうな板を開き、面白そうなタイトルをクリックしてみます。しかし、時には特定の板で特定の話題について語って欲しい。そういう欲が芽生えることがあります。例えば、創作文芸板でゴキブリについて語って欲しい、物理の住人にバナナの皮を考察して欲しい。そう思うこともあるのです。この欲に負け、一度だけVIPにスレを立てたことがあります。期待通り進んだら、まとめよう。そう思っていました。けれども、この壮大な自作自演は十数分後にdat落ちし、あえなく失敗しました。僕は重大なこと忘れていたのです。そう、VIPPERはクオリティの高いスレしか相手にしてくれないのです。ふう。
 最後に、サイトを管理するようになって、恐れるようになったことを書いておきます。それは、サイトバレです。古今東西、様々な管理人がサイトバレの恐怖について語ってきましたが、ご多分に漏れず、僕にもその恐怖が襲いかかってきたのです。例えば、東京近郊の美味しいカレー屋についてのサイトであれば、何ら恐れることはありません。だから、そんなに太るんだとか何とか、その程度のことです。また、ブラジルで取れるサボテンの樹液から作る酒を熱く語るブログでも、全く問題はありません。だから、年中フラフラしてるんだとか、それくらいのものです。しかし、悪名名高い2chに陣取り、下半身についてのネタが妙に多いサイトはダメです。これは、社会的名誉に関わります。涼しい顔をして、内心では下ネタばかり考えている人だと思われてしまいます。実際はそんなことないのに。
 以上が、サイトに関係するようになった僕の、リアルです。楽しんでいただけたら幸いです。もしリアルな人が読んでいらっしゃったら、静かにブラウザを閉じて下さい。
初めて飛行機に乗ったときの話をしよう。それは、福岡空港から羽田空港への便だった。普通は、離陸の緊張感や窓から見えた景色の話をすべきなんだろうが、私にその記憶は無い。離陸前に熟睡してしまい、目が覚めたときはすでに羽田空港に着いていたからだ。こんな飛行機デビューで良いのだろうかと悩んだほどだ。まあ、前日に夜行バスで東京から下関まで15時間かけて行き、一日歩き回った晩の飛行機だったので、仕方ないと言えば仕方ないのだが、もったいなかったと当時は思った。

こんな風に、自分では何もしていないのに場所が移動していたり、時間が経過していたり感じることがある。

帰省とか旅行とかで、数日間ネットのない環境に行った人が戻ってきたとき、ネットの流行が変わっていてついていけないと言う人は多い。私にはこれが電車でぐーぐー寝てしまった人が目を覚ましたとき、ここはどこだと現状把握するまでのあたふたしているものと同じように見える。電車に乗っている人の世界と、乗っていない人の世界。同じぼーっとしていても、1分もたてば違うところにいる。それだけのことだ。

問題は、ネットとリアルのどちらが電車でどちらが徒歩かという話。「え?ネットの方が早いでしょ?全然問題ではなくない?」と多くの人は思うかもしれない。しかし、なぜか私はリアルの方が早いように感じることが多い。サイト始めたのなんてつい最近のように思っていたのに、気がつけば何年も過ぎていて、ネットを使わない友人と会うと私が浦島状態になることがある。

確かに、ネットに流れる情報は早い。それを見ているとものすごく流れの速い世界にいると感じる。しかし、それをリアルの世界から見ている人には止まって見える。パソコンの前に座ったまま、動いていないのだから。逆も同じようなことが言えて、ネットにいる人にはリアルの情報速度は比べ物にならないほど遅く見えるだろう。

どちらが優れているとかいう問題じゃない。ものさしが違うのだから比べられないのだ。しかし、同じ方向を向けることはできる。リアルで好きなことをネットでも情報発信したりコミュニケーションを取れば、語り合う仲間ができたり、より深い会話ができ、リアルの方向性をさらに強くできる。逆に、ネットで気になったことをリアルで行うことで、リアルの自分の幅を広げることができる。

リアルで自分を動かしている間に、ネットでは情報が動いている。リアルで自分を休ませている間、ネットで情報を得ることができる。はてなアンテナや livedoor reader なんかを想像してもらうと良いだろう。学校や会社に行っている間にも欲しい情報は自然と集まっていて、それから得た情報をリアルに活かす。違うものさしを同じ方向に向けることで得られる相乗効果は計り知れない。

寝て起きたら福岡から東京に移動していたように、サイトを運営していただけでリアルの自分がいつのまにか想像しがたいステージに上がってしまうのが今の時代だ。本を出すようになったり、講演をするようになったり、会社を興すようになったり。いつかは国会議員になるブロガーがいたって良いと思う。そのために、リアルの自分を動かそう。ネット上の自分を動かそう。同時に動かし、上手に結びつけ、互いに高めあおう。ライバルは自分自身!
石造りの冷やりと 自然に湿気が調整された
薄暗い部屋の中に一人の男がいる。
蝋燭の炎でゆらゆらと男の影が揺れている。
地下牢を思わせる壁一面に
様々な仮面が雑多に飾られている。
男の手が伸ばせそうな位置に
きらびやかだが どこか虚構めいた仮面
仮面舞踏会でつけるような 目の周りだけを覆う仮面
地味ではあるが 味があり生を感じる仮面
中国の祭に使うような 頭をすっぽりと覆う仮面
のっぺりと 何も描かれてない仮面
が飾られている。
壁の高い位置には
埃をかぶった 長い間忘れ去られた仮面や
額に入り 大事に補完された仮面が、
床や机には
作りかけのまま放置された仮面や
壊れてしまった仮面がころがっている。
仮面の種類、表情は様々であるが
どれもどこかしら男の面影がある。
男は「lastline」と書かれた 味があり生を感じる仮面を手に取り
おもむろに被る

最終防衛ライン2

一しきり楽しんだ男は仮面を外す。
しばし仮面の織り成した物語の余韻にひたる。
はっと我に返り 現実に引き戻される。
どうやら時間のようだ。
男は、仮面を元に戻し、席を立ち部屋を出る。
部屋の出入り口に 古い大きな戸棚がある。
使い込まれ 古い木の臭いのする観音開きの戸棚である。
男が戸棚を開けると
そこには先ほどの仮面達より幾分男の顔に似た仮面が
整然と並んでいる。
男はその中の一つから
生真面目な表情をした
「仕事」と書かれた仮面を被り外へ出て行った。
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